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RABBIT HATCH クラフトビアカフェ

2019.03.25

WRITTEN BY

りーしゅんライター

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【新店】近江八幡の八幡堀近くに、こだわりの詰まった美味しいビールが飲めるビアカフェ「RABBIT HUTCH」がオープン!

出会いと別れが訪れる季節・春。そんな春の宴に欠かせない飲み物といえばビール!メニューを手に取り「とりあえずビール」と決まり文句のように注文を興じる方も多いのでは。ビールと聞くと、つい「黄金色のシュワシュワとした炭酸のはじける飲み物」というイメージが先行しがちですが、実は世界には真っ黒のビールや甘いビール、酸っぱいビールやチョコレートを使ったビールなど、なんと100種類以上ものビールの種類が存在しているんです!

そんな奥深いビールの世界に新たな風を巻き起こす予感大のクラフトビールブルワリー「TWO RABBITS BREWING COMPANY」が、昨年近江八幡市にて設立されました。まだ開業1年にも満たない同社ですがその飽くなきビールへのこだわりから、早くも全国各地にファンを確立しています。

そんな同社が新たにビアカフェ「RABBIT HUTCH・ラビット ハッチ」をオープンさせることに。本場オーストラリアのパブを再現した開放感溢れる店内は、ビール好きはもちろんのこと、オシャレでレトロモダンな雰囲気は女子の心もぐっと掴んでくれそう。そんな素敵なビアカフェの魅力を、本格オープンの4月を前にmoa編集部がお届けします!

まるで隠れ家へと続くルートのような階段を上った先に現れる、レトロモダンなビアカフェ「RABBIT HUTCH」

ビアカフェ「RABBIT HUTCH」があるのは時代劇などのロケ地に使用されることでも有名な近江八幡市にある八幡堀。歴史情緒漂う風景の中にひょっこりと現れるかわいらしい二匹のうさぎの姿が描かれた青い看板がお店の目印。

近江佃煮庵 遠久邑 八幡堀店の2階に位置し、まるで隠れ家へ続くルートのような階段を上っていった先に現れるのは、立派な梁が存在感を放つ開放感溢れる店内。昔ながらの和の雰囲気と木の温もりを生かしながらも広めのカウンター席や大きなテーブル、レコードなどが置かれ本場オーストラリアのパブのイメージが違和感なくミックスされています。

ビアカフェができる以前は、同店から徒歩30秒ほどの距離にある醸造所をタップルームとして定期的に開放し、ビールを提供していたのだそう。そのタップルームでは一人で来られる方が多かったことから、こちらのビアカフェでもお1人様でも気軽に訪れやすいようにと広くカウンター席が設けられています。(現在は醸造所は開放されていません)

大きなテーブルやソファ席との間に仕切りを設けないことで本場の開放的な雰囲気を見事に再現、初めて来た人同士でもビールを通じて話が弾みそうですね。友達や恋人、家族でも気軽に訪れやすい雰囲気が漂っています。
静けさとロマンを美しく彩る八幡堀の景色を臨みながらビールを楽しむ、なんていう贅沢も。

飲む人の様々な好みに応えてくれるビールを常時8種用意。オーストラリアとニュージーランドのホップを使用した貴重なビール!

同店では「様々なビールを楽しんでほしい!」という思いから、常時8種のビールをタップにつないで用意。それぞれのサーバーのロゴマークがとってもキュート!

日本の大手ビール会社で多く販売されているラガーの他に、スピルナーや近年海外でも人気沸騰中のIPA、ペールや地元のコーヒー店とコラボレーションしたビールなど様々なラインナップが揃っています。アルコール度数の高いものから低いもの、甘めのものからリッチでヘビーなもの。

飲む人の好みに合わせた様々なビールが取り揃えられているので、ビール好きの方はもちろん普段あまり飲みなれていないという方でも、お気に入りの一杯を見つけられるはず。

また同店のビールの特色は、ビールの主原料として大きな役割を果たすホップに、オーストラリアとニュージーランドのホップをメインに使用していること。これによりトロピカルフルーツのようなフルーティな香りが持ち味となっています。アメリカ以外のホップをメインとして取り扱っているところは、日本ではまだまだ少ないそうなのでとても貴重なビールといえます。

中でも一番人気はジャックラビット。これぞビールといったほろ苦さを感じさせつつも、甘い南国フルーツの心地よい清涼感で全身をご機嫌に満たしてくれる至福のビール。あまりビールを飲みなれていない人でもその五感で味わう飲み心地が癖となり、ついグラスが止まらなくなること必須!

二番目に人気なのはホワイトラビット。一口飲むと「これはビール?まるでジュースのよう」とその甘味に驚く、初級者にも飲みやすい白ビール。香り高い日本産の金柑の香りと酸味が、すっきりとした甘さを演出しグビグビといけてしまうお味。こちらはアルコール度数も低めなので初級者にもおすすめ。

スマッシュIPAシリーズは醸造するたびにホップが変わるため、訪れる度様々な味を楽しませてくれる。ビール好きにはたまらない!

また店内ではノンアルコールのジュースも販売されていますよ。

本場のパブの味を再現したフィッシュアンドチップスは、ふわふわの真鱈の風味と隠し味のビールバターとの相性が抜群!

さらにビールを美味しく彩ってくれるのが同店のフード。オススメは本場のパブの味を再現したというフィッシュアンドチップス(1,100円)。ふわふわの真鱈を二度揚げすることで実現した、サクサクとした衣の歯応えが絶妙。隠し味のビールバターが真鱈の風味を引き立て、程よい塩加減にビールが進むこと間違いなし。自家製のタルタルソースとディップするとピクルスの食感も楽しくさらに美味!こちらにもビールが加わっており、ほろ苦く大人な味わいが後を引く美味しさとなっていますよ。

別メニューのホットチップス(600円)を、タルタルソースにディップするのもオススメなのだそう。そして、実はこちらのメニューを調理されているシェフの方は、TWO RABBITSビールの大ファンで元々はお客さんだったのだそう。調理士をされていたこともありフードの考案をお願いしているうちに、いつの間にやら同店のシェフになって下さっていたのだとか。ビールが繋いだ縁がここにも!

フードメニューの出し方も本場パブの出し方をインスパイアされているそうで、まさにビールを楽しむための要素がこれでもかといわんばかりに散りばめられたビアカフェとなっています。取材に対応して頂いた理子さんは「是非ビールを楽しみに気軽に訪れてほしい。」とお話されていました。

他にもビアカフェの店舗である遠久邑さんのてんぷらや近江八幡市内のパン屋さんとコラボしたホットサンド、ナッツ専門店のナッツの取り扱いも。是非、地元近江八幡の味とビールのコラボレーションを楽しんで。

TWO RABBITS BREWING COMPANY設立のきっかけは?

そんなTWO RABBITS BREWING COMPANY創業のきっかけは、経営者であるバトさんとショーンさんが元々ビール好きだったことが縁なのだそう。大学在学中に出会ったモンゴル人のバトさんとオーストラリア人のショーンさんは、互いに起業を夢見ながらもどういう道で起業しようか模索していたところ、元々ショーンさんがオーストラリアで10年以上自家醸造の経験があったこともあり醸造所を立ち上げることに至りました。その後ショーンさんは豪州ビール醸造専門学校で醸造士免許を取得。そこへショーンさんの奥様である理子さんも加わり3人での会社設立への運びとなりました。

店名に使われているTWO RABBITSは、「二兎追うものは一兎も得ず」という日本のことわざがモチーフとなっており、これは起業を決意したショーンさんが様々な業種を立ち上げようと試みていた様子を見かねて、理子さんが諭したことわざなのだそう。また、古来から伝わる生き物で親しみやすく、そのかわいらしさから女性受けすることを期待して店名に名付けられました。お店のロゴデザインは理子さんが考えられたもの、二匹が仲良く寄り添う姿からも親しみやすさが伝わってきますね。

ビアカフェから徒歩30秒の場所にある醸造所へ訪れると、経営者のうちの一人であるバトさんとお会いすることができました。主に営業を担当しながらも醸造にも関わっているというバトさんに、わずか1年足らずで全国にファンを確立するまでに急成長を遂げている秘密をお聞きしてみると、「私たちは原料の一つである水の質にとてもこだわっている。」のだそう。

ビールの原料の大半を占める水、その水の種類は大きく分けて軟水と硬水の二つに分類されます。他の醸造所ではこの水に水道水を使用しているところも多いそうですが、バトさんたちはそのビールのできた地方の水質がどんなものなのか調べるところからビール作りを始めているのだそう。「水を一旦純粋な0ベースに戻して、そこから水質をその地方のものに合わせていくんです。少しの違いでも繊細なビールは感じ取り全く違う味になってしまうんです。」微妙なさじ加減が個性をがらりと変えてしまう、ビールはとても繊細な飲み物なのだそうです。

また同社では徹底した洗浄も行っており「少しの菌でたくさんのビールが台無しになってしまう。ビール作りはめちゃくちゃハードな仕事。」と話すバトさんの言葉にも納得。けれども「頑張って作ったビールが《おいしいよ》《クオリティが高いビールだ》と言ってもらえたときはやっぱり楽しいって思うんです。」と誇らしげに話すバトさんの表情からは、そんな苦労も微塵に感じさせないTWO RABBITSビールへの惜しみない愛情と熱意が感じ取れました。またオーストラリア人であるがゆえのショーンさんの人脈も大きな役割を果たしているのだそう。

そんな自分たちのビールをもっと楽しんでもらえるよう、バトさんとショーンさんの2人の手が空いた時にはビアカフェに顔を出し、お客さんとビールの話に興じているんだとか。

醸造所でひときわ存在感を放つ大きなブラウマイスターは、実際に現地へ出向き視察し様々なものを飲み比べたりした中で、一番納得がいくものを選ばれたのだそう。日本初上陸の500リットルの醸造機は、そのピカピカのボディから私たちを笑顔にする様々な楽しいビールを日々作りだしてくれています。

開業わずか1年足らずという短い期間に、まさに社名のうさぎのごとく歩幅の大きな跳躍を見せいるTWO RABBITS BREWING COMPANY。伝統を重んじながらも、その泉のように溢れ出るイマジネーションで私たちに様々なビールの世界を堪能させてくれる彼ら。

滋賀から全国、やがては海外へと矛先を向ける彼らから、今後もますます目が離せませんね!お店ではビールをテイクアウトすることもできるので、これからのお花見の季節に八幡堀の美しい桜を眺めながら至福のひとときを味わってみては。持ち帰り用のボトルビールは4本組セット2,100円~販売されています。こちらのボトルカバーもかわいいデザインで女性客からの支持も高いのだとか。

なお、3月中はプレオープン期間となっており土日祝日のみの営業となっています(11:00〜18:00)。4月の本格オープンをお楽しみに!


文・りーしゅん

2019年03月25日時点での情報です。最新の情報と異なる場合がありますので、ご確認の上、おでかけください。
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店名RABBIT HATCH クラフトビアカフェ
TEL0748-36-2347
モアを見たというとスムーズです。
住所近江八幡市宮内町241近江佃煮庵 遠久邑 八幡堀店2階

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